奄美豪雨
奄美豪雨から10日程が経ちました。
祖父母はじめ、親戚一同の無事は確認できましたが、
「ふるさとは遠きに在りて想うもの」とでも言いいますか、
今回のように災害に見舞われると
何も出来ないもどかしさに悲しくもなります。
被害総額が100億円を超えました。
さらに膨れ上がるとは思いますが、
1日も早い復旧を願います。
奄美は、雨が多く、昔から沖縄とともに
台風銀座とも言われていたにもかかわらず
この度の災害になった理由ですが、
なんと、100年に1度の想定雨量の
1.5倍近い雨が降ったそうです。
奄美市の1日の雨量としては観測史上最高の622ミリを記録。
想像を絶する雨は道路や電話、電気などあらゆるライフラインを寸断して、
被災情報の収集が遅れる原因となり、
加えて、地元自治体には非常時の通信手段もなかったそうです。
奄美では、1921年から記録してきたデータをもとに計算した結果、
「100年に1度」の雨は3時間雨量で200ミリ弱を想定しており、
今回、住用町では20日午前10時~午後1時でなんと354ミリを記録し、
今回の災害につながったということです。
経済もままならぬ奄美、これといった産業もなく、
沖縄のように観光で潤うこともない・・・。
昔は沖縄と同じく、米軍の統治下にあったのだが、
国のお金もあんまり回ってこない置き去りになった離島・・・。
貧しくても逞しく数多くの試練を乗り越えてきた奄美だからこそ、
この度の豪雨災害という試練にも打ち勝つことでしょう!
今年は、プロ野球のキャンプ地として初めて、
横浜ベイスターズが秋季キャンプに訪れています。
横浜の選手には、豊かな自然と人情味溢れる「奄美」を、
感じて頂けることでしょう。
写真は祖父母・伯父が、
豪雨の前に送ってくれた「島バナナ」
一般にお店で売られているバナナより、
濃厚でとても甘く・風味豊かなバナナです。
結構高価です。